四国霊場88カ所巡り

平成9年9月8日〜17日

四国までの道のり


島ーーー磐越道ーーー新潟ーーー北陸道ーーー名神ーーー中国道ーーー山陽道ーーー国道ーーー明石フェリーーーー淡路島ーーー鳴門大橋ーーー四国


9月9日 昼 一番札所霊山寺着
     一番霊山寺から6番安楽寺まで     宿泊 御所温泉

四国霊場1番札所霊山寺、りょうぜんと読みますが、私の住む町の名も霊山町で同じ読みです、同じく霊山寺と言うお寺がありますが関係ないです。この1番札所に午後2時到着福島から26時間を要した。四国は暑い30度以上!霊山寺で一式揃えるが、不足品もあり。係りの人が作法など一気に説明するがそんなにわかるはずもなく聞き流す、そいうわけできょうは6番札所案楽寺まで無我夢中で廻るお参りもただ本堂で手を合わせ拝んで、掛け軸に印を押してもらい早々と済ます。夕方から雷雨となり、また今夜の宿も決めてなかったので4時で打ち止め宿を探す。山あいに30分は入った所にある御所温泉に決める。きょうは初日で疲れてるので8時ごろ寝る、きょう、自転車の青年と歩き遍路それぞれ出会うクラクション鳴らす。


  10日 7番十楽寺から19番立江寺まで     宿泊 阿南ビジネスホテル

快晴、宿を7時発きょうは天気が良いので出来るだけ急いで廻りたいとと思ったが、結果的に7番から19番までどこのお寺も空いていた。10番切幡寺ではアメリカの青年と二人だけだ、しかし納経所には係りの人が居ない、二人でベルを交互に鳴らすがなかなか出てこなかった。14番常楽寺の参道は岩だらけの道であった12番焼山寺は今回88カ所巡りの最大の難所であった、普通車ぎりぎりの道で対向車が来ないのを祈るばかりであった、それに炎天下の駐車でエンジンがかからなくなってしまった。セルモーターが元気がなくなるころようやくスタート出来た。きょうは、昼食抜きで走りまわった。宿は瀬戸大橋開通時に友と来たところがある阿南市で同じホテルに泊まる。


  11日 20番鶴林寺から31番竹林寺まで    宿泊 桂浜 民宿

きょうも快晴、ホテルを6時30分に出る、間もなく20番鶴林寺に着く、ここも難所でみかん畑の傾斜地を縫うように走る。まだ時間が早かったので朝一番に宿坊から出てきた団体客と一緒だった。21番大竜寺、ここも山奥でロープウエーで往復、ゴンドラは貸し切り状態でガイドさんとお話をする、眼下にはイチゴのハウスが見えるので、何の品種かなとガイドさんに聞くがわからないと!(私今年までイチゴを作っていた)。室戸岬までの道は10年前に通った懐かしい道、海沿いで青い空に青い海、気持ちの良いドライブ。24番最御崎寺は10年前の旅行で寄ったときにみた遍路さんの姿、この姿を見て今回の四国霊場88カ所巡りのきっかけを作ったお寺、しかし今回は納経を済ませ早々と立ち去る。高知市内に夕方着き地図をたよりに何とか町の中を抜け、桂浜の宿に着く、この宿で何人かのお遍路さんのグループと一緒になり、自分で栽培したメロンをみんなに出した、たいへん喜ばれたこのグループはきのう、きょうとどこかで一緒になった人たちだ。  


  12日 32番禅師峰寺から40番観自在寺まで  宿泊 御荘町 ビジネスホテル

快晴。桂浜の宿を6時30分に出る、有料道路を戻り32番禅師峰寺から開始、33番、34番とわかりづらく同じ道を何度か走った。道はナスのビニールハウス団地のなかの狭い農道だ。35番への道は夏みかん畑の中を縫うように高度を上げて行く、それに住宅地なので気を遣う。36番からは寺と寺が離れているうえに国道沿いなのでわかりやすい。足摺岬に午後2時着、岬の突端には行かず38番金剛福寺だけを廻って納経を済ませ岬を引き返す。土佐清水から宿毛へは県道をショートカット案外道が良かった、40番観自在寺できょうは終わり。高知県は道が良かった明日からは愛媛県、近くのビジネスホテルに宿をとる。           


  13日 41番龍光寺から55番南光坊まで     宿泊 大西町 へんろ宿

快晴。宿を6時前に出る、41番から始め45番岩屋寺へ向かう、ここの寺への道もたいへんかなと思っていたが、それほどでもなかった。しかし着いたのはお昼になっていた、ここは岩山の中腹にあり、車を下の駐車場に止め歩かねばならない。ここで準備してきた登山スタイルで上ることにした、革の登山靴、ザック、菅笠で急な参道を歩いていると、歩き遍路さんに見られたか皆にご苦労様と声を掛けられ恥ずかしかった。きょうも炎天下の国道、県道を歩いている遍路さんを見かけた。午後から松山市内へ入る、大都会なので地図とにらめっこしながら走る。51番石手寺は観光客でにぎやかだ、55番で夕方5時(納経は朝の7時から5時まで)になり、国道沿いの旅館に泊まる。 


  14日 56番泰山寺から70番本山寺まで     宿泊 親戚の家 高松市内

きょうは、昨日までの快晴続きの天気から台風の影響で朝から雨国道沿いのおばあさん一人の遍路宿?を出るきょうは難所と言われる60番、66番があるのでそして台風も来てることだし急ぐ。やはり60番横峰寺へはたいへん、長い林道(有料)でそれにガスがかかり視界も悪く、私の住む東北地方の山岳道路のようだまた66番雲辺寺も濃いガスの中、しかしここはロープウエーがあるので難なくお参りができた。この雲辺寺で沖縄から来たおばあさんと知り合う、この人はタクシー貸し切りで全行程運転手と共に廻っている。ここから88番まで、このタクシーに道案内してもらいお世話になった、とくに市街地では一緒に走り、助かった。70番本山寺で夕方になり打ち止め。きょうの泊りは高松市内のいとこの家にお世話になる予定なので高速道路を使い高松市へ向かう、道が良く分からないので電話をして迎えに来てもらう。


  15日 71番弥谷寺から88番大窪寺まで、それから淡路島まで戻り、大阪湾フェリー
      で和歌山市に着く国道24号線で高野山に向かう
                           車中泊 紀ノ川サービスエリア
朝、無理をいって7時前に、いとこに見送られて出発、最初に高松市内の83番一宮寺を済ませ、昨日走った高速道路を善通寺市まで戻り71番から廻る、きょうで88番まで済ませるつもりなので境内は駆け足で廻る、しかし71番弥谷寺の長い石段には参った、足が痛くなった。78番郷照寺の参道は狭くわかりづらい、87番長尾寺に着き今日中に88番までいかれる、めどがついたので長尾寺の境内でゆっくりうどんを食べる。気が緩んでいたのかお寺を出たとたん逆行してしまい15分ロス88番大窪寺に夕方4時無事着。全部廻ってここにたどり着くと宗教心の薄い私でもやり遂げたという思いで、涙が出てきた。張り詰めていた気持ちが抜け、体の力が抜けていくようだ。みなさんもそれぞれの気持ちで納経を済ませていた。高野山を残しこれで掛け軸が完成した。これで一応終わりだが完全にお参りしたいと思い高野山に向かう。来たときと同じく淡路島に渡る、鳴門海峡を渡るときこれで一週間死にもの狂い?で走った四国ともお別れかと思い、ゆっくり車を走らす。津名港から大阪湾フェリーで和歌山へ向かう、台風の影響で揺れるし車にしぶきがかかる。和歌山市郊外の高速道路のパーキングで仮眠。高野山には16日早朝着く、朝一番に奥の院で納経してもらい、これで掛け軸が完全に完成、今回の四国霊場88カ所巡りは終了した。 1998,1,10記

                              


  16日 高野山からーーー橋本市ーーー名阪国道ーーー東名阪ーーー名神ー
      ーーー中央ーーー長野ーーー上信越ーーー国道ーーー東北道ー
     −福島着 17日午前3時。


総走行距離 3,739km うち四国内 1,650km
ガソリン 272.4リットル 13.7k/L(クルマ ランサー1500cc)

総費用 220,000円


感想 7日(実質6日半)で88ヶ所巡るのは容易で無い、私は昼飯抜きでお参りは駆け足、朝6時から行動開始、夕方6時まで連日休み無し    たいへん疲れた! 四国の道は何でこんなに狭いんだ(東北ではいくら山ん中でも道は広い)お寺はどこも空いていた(今の季節はこんなものか)天気は前半は快晴で30度以上、後半は台風の影響でくもりや小雨。

    東北から四国は遠い!約1,000km高速道路で26時間。

    でも、満足して帰って来ました。

   (一番印象に残った寺、12番焼山寺。クルマのトラブルもありそれに
    狭い山道で難儀であった)

    四国八十八ヶ所霊場納経軸

太山寺 焼山寺 雲辺寺 岩屋寺
52番 太山寺 12番 焼山寺 66番 雲辺寺 45番 岩谷寺

              


       掬水へんろ館     四国へんろ(歩きへんろ中心)の実践のための情報を提供


98/01/10記

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